住宅ローン金利急上昇

急激に金利が上昇した場合に最適な金利タイプのシュミレーション!

検討
前回は、今後金利が緩やかに上昇すると想定した場合に、いろいろな金利タイプの住宅ローンのシュミレーションを行ないました。

 

その結果、総支払額を抑えるためには、変動金利型が最も有利であるという結果になりました。

 

今回は、金利の上昇が前回より急激になった場合について、同様のシュミレーションを行なってみたいと思います。

 

モデルケースは、前回と同様です。元金3000万円の住宅ローンを組むと仮定します。元利均等返済方式でボーナス併用はないものとします。

 

ローン金利の仮定条件を表1に示します。現状の変動金利を1%とすることは前回と同様ですが、前回の倍のスピードで変動金利が上昇するものとします。

 

つまり、半年ごとに0.1%づつ金利が上昇し、金利が5%に達したら、そのまま5%を維持するものとします。この条件の場合、20年後以降は変動金利が5%になります。

 

 

表1 各金利タイプのローン金利の仮定
表
表2にシュミレーション結果を示します。

 

変動金利タイプの場合、総支払額は約5000万円になりました。

 

一方、固定金利(35年)の総支払額は4849万円程度となり、変動金利より150万円程度も安くすみました。

 

固定金利(35年)は、前回の金利が緩やかに上昇すると仮定した場合に最も支払額が多かったにもかかわらず、今回はすべての金利タイプの中で最も支払額が少なくなりました。

 

これは、変動金利のローン金利の平均が3.8%であることに対し、固定金利(35年では)ローン開始当初の3%の金利がそのまま変化しないため、当初の高い金利分が逆転するためです。

 

固定金利(3年)や(10年)は、最も支払額が多いグループになりました。これらの金利タイプでは、ローン返済の途中で、必ず金利変動の影響を受けるにもかかわらず、変動金利よりも常に割高の金利となるため、あまりメリットが無いように思います。

 

 

表2 金利の違いによる返済額のシュミレーション
表
以上の結果から、金利上昇が比較的激しい場合には、全期間固定金利型を選択するほうが総支払額を抑えることができるものと思われます。

シュミレーションで選んだ住宅ローンランキング!【2017年3月改訂】


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